看護スタッフによる「看護だより」

第18回のテーマ「『更年期と甲状腺』」

こんにちは。

寒い季節になりました。
来年はついにオリンピックの年となりました。
オリンピックが東京に決まった時はまだまだ先のことと思っていましたが、時間の流れは本当に早いと感じています。
みなさまも健康的で充実した1年となりますよう、スタッフ一同願っております。


第18回のテーマは更年期症状と甲状腺の病気についてです。

更年期症状と甲状腺の病気

次のような症状はありませんか?

  • 喉のつかえ
  • 疲れやすい
  • 腹痛・便秘・下痢
  • のぼせ・ほてり・発汗
  • 手足の冷え
  • 皮膚の乾燥
  • 不眠
  • イライラ
  • 思考力低下
  • 動悸・息切れ
  • 精神症状
  • 月経不順

これらの症状は全て、更年期症状でもありますが、同時に甲状腺の病気の場合にも当てはまります。


更年期とは45歳~55歳くらいの閉経前後の期間を指します。
更年期症状は、エストロゲンという女性ホルモンが急激に減少しホルモンバランスが乱れることが原因で起こります。
症状の有無や強さ、出現時期や期間などは個人差があります。

更年期だと思い続けて、つらい時期を長く過ごされている方の中には甲状腺の病気が潜んでいる可能性があります。

上記の症状は全て甲状腺の病気でも当てはまる症状です。
症状が続く場合は無理をして様子をみずに、一度甲状腺の検査を受けることをお勧めしております。


甲状腺の病気についてはこちら

バセドウ病
橋本病

当院では、まず医師が症状を伺った後に血液検査と超音波検査を受けて頂いて、総合的に診断しております。
受診される時間帯によっては原則、すべての検査結果を当日にご説明することが可能です。
初めて受診される方は、特にお時間に余裕を持ってご来院下さい。


当院での検査については過去の記事をご覧下さい

第14回『南池袋パークサイドクリニック受診される方へ』


甲状腺の症状が気になる症状がある場合は、まずは受診してご相談ください。
(当院は、原則風邪等の一般内科の診察は行っておりません。)
初めての方はこちらからネット予約も可能です。
お電話でのご予約も承っております。