看護スタッフによる「看護だより」

第3回のテーマ「『乳がんのセルフチェック(自己検診)方法』」

こんにちは。南池袋パークサイドクリニックの看護師です。
あっという間に寒さも深まって、街はすっかり冬となりました。
私たちのクリニックもオープンしてから早いもので1年半となります。
これからも、一層患者さんたちの良きサポートが出来るよう、この『看護だより』を引き続き定期的にお届けします。

乳がんのセルフチェックはされていますか?

クリニックや病院での半年~1年ごとの定期的な乳がん検診は大切ですが、実は検診と検診の間に行うセルフチェック(自己検診)もとても大切な検診の一つなのです。自分で行う乳がんのセルフチェックは簡単に行うことが出来ます。

乳がんのセルフチェック方法

時期:乳房が張っていない月経が終わった時期にチェックします。
(月経前、月経中など乳房が張っている時は変化に気づきにくいため)
まずは、普段の問題のないご自身の乳房を知っておきます。

頻度:毎日もしくは、月に1回は行ってください。

体勢:「入浴時の座っている状態」と「寝る前に仰向けの状態」でチェック
入浴時などのボディソープがついた状態ですとチェックしやすいと思います。

次の症状があったら一度受診しましょう

  • 乳房にしこりがある
  • 乳房にひきつれくぼみがある
  • 乳頭から分泌物がある(特に血液混じりのもの)
  • 乳頭が以前に比べ陥没したり、ただれや皮膚の変化がある
  • わきの下にしこりがある

乳がん発見のキッカケ9割が「しこり」

乳がんを発見するきっかけとなる症状の約90%以上は「しこり」です。
この「しこり」を自覚したからといって、必ずしも乳がんとは限りません。乳腺症などの他の乳房の良性疾患でも同様の症状を自覚する場合もあります。

乳がんは早期発見して治療することが大事

乳がんは早期発見して治療をすれば、より高い確率で治癒することができます。また、乳房の部分的な切除でがんを取り除くことも可能になってきます。
初期の乳がんは無症状であることから、乳房の変化に気づかずに放置していると進行した状態で見つかってしまうこともあります。

毎年の検診だけでなく、普段のセルフチェックが重要

毎年の検診で問題ないと言われていても、次の検診までの間にがんにならないということではありません。そのため、乳がんの早期発見はセルフチェックが重要です。
私達のクリニックでは、乳がんを早期発見できるよう定期的な検診だけでなく、乳がんのセルフチェックも習慣づけて行っていただく様に患者さんにご説明しています。

症状がないと、検診を受けることが後回しになってしまうことが多いかもしれません。しかし、乳がんは早期発見が重要です。早期発見のために自己検診を習慣づけ、定期的な医師による検診を受けられることをお勧めしております。

当院では、乳がん検診のコースが2種類あります。

Aコース問診、触診、超音波検査
Bコース問診、触診、超音波検査、血液検査(腫瘍マーカー)

診察により必要な場合は、マンモグラフィの併用をおすすめすることがあります。マンモグラフィ検査は、当院から徒歩圏内の健診施設にて受けて頂きます。
女性医師による診察も行っておりますので、ご予約の際に女性医師希望をお申し出ください。