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副甲状腺機能亢進症の手術治療について

通常は、頸部を切開して甲状腺周囲に達し、
腫大した病的副甲状腺を摘出する外科手術を行います。
副甲状腺機能亢進症は2種類あり、最適な手術方法を選択します。

原発性副甲状腺機能亢進症

原因

原発性副甲状腺機能亢進症は、副甲状腺に腫瘍が発生することで、副甲状腺ホルモンの分泌過剰が起こります。その大部分は良性で、腺腫と呼ばれる腫瘍です。腺腫の多くは1つの副甲状腺が原因で起こりますが、まれに2つの副甲状腺が原因になることがあります。

その他に遺伝性内分泌疾患を背景に発生する副甲状腺の過形成(4つの副甲状腺が腫大します)や、極めてまれですが、副甲状腺癌があります。

手術

術前検査で判明している腫大した病的副甲状腺を摘出します。多くの場合は1つの副甲状腺腺腫(良性の副甲状腺腫瘍)を摘出する手術で治癒します。2つ以上の副甲状腺が病的腫大しているときには、それらの全てを摘出する必要があります。
入院して全身麻酔下で手術を行うことが一般的です。当院では、副甲状腺病変の部位や患者さんの病状によって可能な場合に局所麻酔による日帰り手術も行います。


続発性副甲状腺機能亢進症

原因

続発性副甲状腺機能亢進症は、副甲状腺自体には原因がなく、他の要因が刺激になって副甲状腺ホルモンの分泌過剰が起こる病態です。

慢性腎不全の患者さんでは、腎蔵の働きが悪いために血液中のリンの蓄積とカルシウムの低下が起こります。このことが刺激になって、副甲状腺ホルモンが過剰に分泌され、副甲状腺の過形成を生じます。

手術

副甲状腺全摘術(4腺全てを摘出)を行います。全摘術だけでは副甲状腺がなくなってしまうので、同時に摘出した副甲状腺のごく一部を患者さんの体(前腕や腹部など)に移植(自家移植)します。


副甲状腺の摘出手術による効果

術後、血液中の副甲状腺ホルモンやカルシウムの値が速やかに正常化し、高カルシウム血症による様々な症状は改善します。

手術の時点で、副甲状腺機能亢進症により骨に影響が強い患者さんは、術後しばらくの間は「カルシウム製剤」の服用が必要です。

骨に対する効果

骨に対しては、骨粗鬆症の進行を抑えることができますが、術前から骨粗鬆症がある方は、骨粗鬆症治療薬の服用と定期的な骨密度測定を継続していきます。

腎臓に対する効果

腎臓に対しては、腎臓の機能を悪化させていた高カルシウム血症が解除されます。新たに尿路結石を生じることはありませんが、尿路結石が残っている場合は、それが原因で発作が起こる可能性がありますので、手術後も注意が必要です。



南池袋パークサイドクリニックの「副甲状腺機能亢進症」診療について

診療スタッフ

患者さんの症状をうかがい診察の上、血液検査・超音波検査を行います。
副甲状腺機能亢進症が診断された場合、腫大している副甲状腺を的確に見つけだし摘出手術を行います。
副甲状腺については、甲状腺専門の南池袋パークサイドクリニックにお任せください。東京都の池袋駅東口出て5分の場所にあります。




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