ss
HOME > 甲状腺・副甲状腺専門の理由 > 副甲状腺について

副甲状腺とは? 甲状腺とは独立した臓器

「副甲状腺」という臓器は
その存在をご存知ない方も多いのではないでしょうか。

甲状腺・副甲状腺位置関係副甲状腺は、甲状腺近くにあるためそのように呼ばれていますが、甲状腺とは別の独立した臓器です。米粒程度の小さい臓器で、通常は甲状腺の周囲に4つの副甲状腺があります。

副甲状腺は、副甲状腺ホルモン(PTH)を分泌し、それを介して血液の中のカルシウムの濃度を調節するという役割があります。

左図をクリックすると拡大します


副甲状腺は米粒サイズ、数は通常4つ

正常の副甲状腺は、わずか米粒大と小さな臓器であり、大きさ3〜6mm、重量30〜40mgと人体最小のホルモン分泌臓器です。通常、甲状腺の裏側に位置しており、上下左右の4つの腺が存在します。

副甲状腺の数や位置は個体差があり、副甲状腺が5つ以上の場合、または3つしかないこともあります。通常の副甲状腺は小さいため頸部の超音波検査で確認することは困難です。


位置のずれた副甲状腺について

通常の位置にないものを「異所性副甲状腺」と呼びます。

胎児の時に、鰓嚢[さいのう](舌の根元あたり)に存在している副甲状腺が、成長の過程で少しずつ移動していき、出生時には甲状腺の近くまで下降してきます。その移動の際に生じる位置のずれによって、甲状腺の位置より上方や下方に留まることがあります。


副甲状腺ホルモンの働きは

主な副甲状腺ホルモンの働きは、血液中のカルシウム濃度の調整です。血液中のカルシウムが過剰になると、尿や便にカルシウムを積極的に排出するように働きます。

反対にカルシウムが不足すると、骨に蓄えられたカルシウムを血液中に放出するよう働き、尿や便に一旦排出されたカルシウムを血液中に戻して、血液中のカルシウムを上昇させるように働きます。

一般的に血液中のカルシウムの濃度は、8.5〜10.0mg/dlの間に厳密に調節されています(検査施設によって数値は若干の違いがあります)。



お知らせをFacebookでも配信
フェースブックページへ
甲状腺・副甲状腺 人体模式図