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副甲状腺疾患の診察・診断について

副甲状腺の病気の多くは、副甲状腺機能亢進症

副甲状腺の機能亢進症により、副甲状腺ホルモンの病的な過剰分泌によって、血液中のカルシウム濃度が上昇し、尿路結石、骨粗鬆症や高カルシウム血症による様々な症状を引き起こします。(食欲不振、悪心、嘔吐、便秘、倦怠感、筋力低下、精神症状、のどの渇き、多飲多尿)


診断は血液検査で、カルシウム・副甲状腺ホルモン量を確認

診断には、血液中・尿中のカルシウムと副甲状腺ホルモン(PTH)の高値が決めてとなります。副甲状腺機能亢進症があっても、これらの症状を伴わないこともありますが、血液検査でカルシウムの値が10mg/dlを超えたら、高カルシウム血症の疑いがあります。

副甲状腺機能亢進症の患者さんで、上記の症状が明らかな場合や、血清カルシウムの値が11mg/dl以上であれば、基本的には手術療法をお勧めします。

自覚症状が無い軽症例では、経過観察する場合もあります。

脱水に注意

副甲状腺機能亢進症と診断されたら脱水になりやすいので注意が必要です。血液中のカルシウムを上昇させないためにも、水分をこまめにとるようにして、カルシウムを多く摂り過ぎないようにしましょう。



病的な副甲状腺を的確に見つけだすことが私たち専門外科医の役割です。「超音波検査」など画像検査で、腫大した病的副甲状腺を見つけます。

副甲状腺の超音波検査画像

専門医による部位診断が重要

手術で腫大した副甲状腺を安全に摘出するためには、術前に部位診断を確実にしておくことが重要です。

副甲状腺は、個数の違いや解剖学的バリエーション(異所性副甲状腺)が存在するため、腫大した副甲状腺を見つけることが困難な場合があります。当院ではその特性を熟知した内分泌外科医が診断を行っています。

診断には、「超音波検査」が有用ですが、超音波検査で見つからない場合は、「副甲状腺シンチグラム」や「CT検査」などを併用します。



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